太陽光発電のデメリットとは?損をする人にはある特徴がある?

 

太陽光発電 メリット デメリット

 

 

  • 太陽光発電を巡って近所トラブル!?
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  • 雨漏りや火事、屋根への負担って大丈夫なの?

 

 

 

太陽光発電の導入で後悔をしている人には、「事前にデメリットを詳しく調べていなかった」という共通点があります。

 

その為、太陽光発電の導入で失敗をしない為には、どのようなデメリットがあって本当に損をしないのか確認をしておく必要があります。

 

デメリットに対応できるのであれば、太陽光発電を導入しても成功できますし、何も知らないまま太陽光発電を導入すると近隣トラブルで裁判にまで発展するケースもあります。

 

ここでは、太陽光発電のデメリットについて詳しく紹介していきます。

 

太陽光発電を屋根に設置するデメリットとは?

 

太陽光発電には10個のデメリッがあります。

 

設置費用が数百万円はする
太陽光発電に向いている家では思った発電量が得られない
太陽光発電設備の重量で家屋に負担がかかる
太陽光発電の発電量は天候に左右される
台風や潮風などの自然災害で故障する
経年劣化によって発電量は減る
業者に騙されて高く購入すると損をする
売電の単価が今後下がる可能性がある
売電がそもそもできなくなる可能性もある
反射光による近隣のトラブル

 

これらのデメリットは以下の要因に分類できます
それぞれの要因に合わせでデメリットを詳細にご紹介していきます。

 

○経済的要因(制度的要因)
○住宅環境要因
○自然的要因
○人的要因
○未来的要因
○社会的要因
○技術的要因

 

○経済的要因(制度的要因)による太陽光発電のデメリット

 

太陽光発電設備は設置費用が安くなったとはいえまだまだ高額 

 

直近においては、太陽光発電パネル1(kW)当たり30万円〜40万円で設置が可能となりましたが、まだまだ高額商品であることに変わり有りません。

 

太陽光発電に関する国からの補助金は既に無い 

 

交付は2014年に終了しており、今は国からの補助金を受け取ることはできません

 

○住宅環境要因による太陽光発電のデメリット

 

太陽光発電 メリット デメリット

 

太陽光発電に向いている家や向いていない家がある 

 

太陽光発電の持つ性能を最大限に引き出す為には、最適な舞台を整えることが必要です。
パネル向きは真南、設置角度30°、影にかからないことです。

 

これだけ整えても出力は、公称最大出力の70%〜90%です。

 

太陽光発電パネルの重量が家屋に与える影響

 

既存の住宅に設置する場合、『耐震強度』の確認が必要です。

 

一般家庭用の容量5kWの太陽光発電パネル、および設置部材を合わせると500kg〜700kgになります。頭が重い赤ちゃんがスグに転んでしまうのと同じで、家も屋根が重くなると重心位置が高くなり、地震で倒壊しやすくなります
軽自動車が約500kgほどなので、屋根に車を乗せているのと同じような状態になります。

 

この点については、施工販売会社ではなく他の専門家に相談されることをおすすめします。(既存の家を建てた大工さん、土地家屋調査士など利害関係のない人)

 

新築の際に太陽光発電を導入する場合は、太陽光発電パネル、及びシステム全体を考慮して設計できるので、この点は極めて有利です。

 

○自然的要因による太陽光発電のデメリット

 

太陽光発電の発電量が天候に左右されて不安定

 

発電量は、季節や天候により変化し、供給は安定しません
夜間は発電不可で、曇りや雨の日は著しく低下します。

 

台風や潮風などの自然災害による故障

 

太陽光発電パネルは屋外に設置され、常に風雨、猛暑、極寒に晒されています。
勿論、メーカーも十分に検討して製品化しています。
しかし、想定外のことが絶対に起こらないかと言えば、そうではありません。

 

太陽光パネルやパワーコンディショナー、電力量計などの経年劣化

 

耐久消費財すべてに言えることですが、太陽光発電システムにおいても設置後、時間と共に性能が低下していきます。このような現象を経年劣化と言います。

 

経年劣化による維持できる発電量(シリコン系)

パネルの種類 単結晶 多結晶 ヘテロ接合(HIT) アモルファス
維持できる発電量 5年後 96.4% 97.4% 98% 94.3%
10年後 92.2% 94.3% 95.6% 87.6%
20年後 84.2% 88.4% 90.8% 75.7%

 

 

○人的要因(損をする人の特徴)による太陽光発電のデメリット

 

太陽光発電業者に騙される

 

『この記事で述べているデメリットを、詳しく教えてくれる業者』は信用できます。

 

信頼できる業者とは太陽光発電のデメリットも熟知している所です。太陽光発電のデメリットを知らない業者は、「絶対に損をしない」などの騙すような事しか言ってきません

 

太陽光発電設備を知らずに高く買ってしまう

 

「知らないことは罪である」という名言があります。

 

太陽光発電システムの知識を、ある程度持った上で施工販売会社と相談を始めることをおすすめします。
「儲かる」という話を聞いて直ちに施工販売会社に駆け込んだりすれば、相手の思う壺におちいってしまう恐れがあります。

 

「絶対に失敗をしたくない」と思うならこそ、色々な業者と比較をして騙されないように知識を付けていきましょう

 

太陽光パネル取り付け業者のずさんな工事

 

ずさんな工事による「パネルの落下」についての報告はあります。
太陽光パネルの取り付け実績がちゃんとある業者を選ぶようにしましょう。

 

○未来的要因による太陽光発電のデメリット

 

太陽光発電の発電量が予想より低い

 

対するは自然です。
天候は気まぐれに変化をして予想を的中させるのは困難です。
短期でみれば、むしろ予想通りにならないことが多いのです。

 

1kWhあたりの売電単価の低下

 

「2019年には24円/kWh位まで低下するのでは」と、多くの業界関係者が予測しています。

 

太陽光パネルやパワーコンディショナーにメインテナンスが必要でコストが発生する(保証期間は無料)

 

太陽光発電の保証期間は多くの企業が10年を採用しています。
加えて、発電量を保証する企業もふえてきています。期間は15年〜25年です。

 

パワーコンディショナーの保証期間は多くの企業が1年を採用しています。寿命は10年〜13年程度とされています。価格は、定格出力4(kW)〜5,5(kW)で250,000〜400,000円程度です。少なくとも、この程度のメインテナンス費用が必要になると考えていた方が良いです。

 

投資特有のリスク(現在の貯蓄が減少)

 

他の耐久消費財と違い、投資という面を持っているのが太陽光発電です。もちろん、リスクもあります。
事前のシミュレーションが甘いと、設置費用が回収できない可能性もあります。
数年間の生活設計を事前にしっかりと行うことが必要になります。

 

売電が出来なくなる可能性(2019年問題)

 

実のところ、これが曲者で業界関係者も頭を抱えています。

 

2009年に開始された、電力買取制度の10年間という契約期間が満了する2019年以降、順次契約期間の満了する住宅用太陽光発電が出てきます。

 

その後については何も決まっていません。

 

業界関係者の間では「1kWh当たり5円〜9円位で買取は行う電力会社もありそうだ」と、噂されていますが本当のところはわかりません。

 

誤解のないように確認ですが、今年度中に太陽光発電の設置を終えた場合は、その時点から10年間は同じ金額です。
(例:平成2016年に設置した場合、平成2026年まで1kW当たり31円での売電が可能)
そのため、10年で本当に元が取れるのかを事前にシミュレーションしておく事をおすすめします。

 

○社会的要因による太陽光発電のデメリット

 

太陽光発電に向かない生活スタイルがある

 

太陽光発電は太陽光により電気を作っていますので、夜は発電しません。

 

蓄電も出来ません。

 

よって売電可能な時間帯は日の出から日没になります。この時間帯に電力消費量が多いと売電量が減り利益を捻出することが困難になります。

 

出力制御による売電量の低下

 

ご自宅の周囲に太陽光発電を導入している方々がいらっしゃって、配電線(電線)に多大な太陽光発電を連系した場合、逆潮流が生じることがあります。

 

このような状況になると、パワーコンディショナーの電圧上昇抑制機能が働き、発電出力が抑制されます。(電気事業法により、このような事が稀に生じます。)

 

このような事態は、電力会社と業者で解決していく問題ですので、「おかしいなっ」と思ったら速やかにそちらに連絡することをおすすめします。

 

わかり易く言うと例えば、V(電圧) = I(電流) × R(抵抗)という公式があります。
電圧は、電気事業法で上限が決められています。抵抗値は変わりませんから、電流が増すことにより電圧が上限に達すると、電流値の上昇もできなくなり発電量が抑制されてしまうのです。

 

これは電力会社が、意図的に出力制御することとは別の事象です。意図的な出力制御については当面の間、心配することはありません。原発の稼働が加速されるようになると、その動向を見守る程度で良いのではないでしょうか。

 

反射光トラブル

 

近隣への太陽光発電パネルの反射光により、裁判にまでなった事例があります。
パネルは屋根の北面に設置されていたようで反射光が発生しました。
設置方向を南面・東面・西面の屋根にすれば反射光問題は発生しません。

 

○技術的要因による太陽光発電のデメリット

 

熱に弱い太陽光発電

  

 

太陽光発電と命名されているので、太陽光が強いほど発電量が増えると漠然と認識している方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はそうではないのです。太陽光が強いほど太陽光発電パネル内の温度は上昇します。この温度上昇が発電量の低下を招いているのです。

 

太陽光パネルやパワーコンデショナー、電力量計などが故障することもある

 

「メインテナンスフリーな商品」という記事も見られますが、それは間違った認識です。
不足の事態により故障するリスクがある事は注意が必要です。

 

太陽光発電のデメリット|まとめ

太陽光発電にはメリットだけでなく、デメリットもあります。

 

太陽光発電には、発電量や故障などのデメリットの他にも。反射光による近隣トラブルなどのデメリットもある。

 

一方で、そのリスクも踏まえて事前にしっかりと計画を立てる事で、そのトラブルを回避したり損失を最小限に抑える事も可能。

 

適切に導入されていれば20年、30年という長期的には必ず利益を生み出すことが可能。(長く使えば使う程、利益が出るという耐久消費財は珍しいです)

 

太陽光発電は新築時に導入を検討する方が、既存の住宅に導入をするよりも合理的。

 

新築・既築住宅における、太陽光発電システムの自由度比較(○;自由度大 △;自由度少 ×;自由度無し)

  新築住宅 既築住宅
経済的要因

×

住宅環境要因

自然的要因

人的要因

未来的要因

社会的要因

技術的要因

 

とはいえ、既存の家でも事前にしっかりとシミュレーションをすれば、損をする確率は下げる事ができます。その際は、複数の業者に問い合わせをして騙されないように注意をしてください。今から導入すれば、お子様にお金が掛かるようになる頃(大学受験・大学生)には、黒字になる可能性が高いですよ。

 

太陽光発電 メリット デメリット

太陽光発電のデメリットに関するコラム

太陽光発電は、屋上に設置すると後は自動で売電を行って収益を生んでくれるシステムなので魅力的に感じます。

 

ですが、太陽光発電にもデメリットは存在します。

 

ここでは、太陽光発電を導入する際のデメリットについて紹介します。

 

デメリット1 太陽光発電は設置費用が高額

 

太陽光発電に使用するシステムは太陽熱温水器システムなどと比較しても金額が高くなっています。

 

太陽光発電の系統連携システム(電線との接続に必要な設備)は大きく分けて5点程あります。

 

太陽光パネル

 

太陽光パネルは太陽光を電気に変換するパネルで、屋根の屋上についているので一番目立つ機器です。

 

太陽光発電の主要部分になるので、費用が高くかかってしまいます。

 

接続箱

 

太陽光パネルはいくつかの太陽電池モジュールという機器で構成されています。

 

接続箱は各モジュールから変換された電気エネルギーを集める箱です。

 

パワーコンディショナー(インバーター)

 

太陽光パネルで発電された直流電流を交流電流に変換する装置です。

 

電力の質となる、周波数や電圧、電流を調整する装置で、非常時は自立運転モードに切り替えて専用のコンセントから使用されます。

 

分電盤

 

パワーコンディショナーで交流に変換された電力を家庭内のコンセントに送る盤です。

 

電力量計

 

電力会社から買った電力と、電力会社へ売った電力を計算します。

 

この結果が家庭内のモニターに表示されます。

 

それぞれの機器と工事費用にコストがかかってしまう為、太陽光発電システムは高額な設備になってしまいます。

 

 

デメリット2 夜間や太陽が出ていない時は発電ができない

 

太陽光発電は太陽の光のエネルギーを電気エネルギーに変換をします。

 

そのため、天候や季節、地域によっては思ったような発電量が得られないと言う事もあります。

 

太平洋側が発電効率がよく、日本海側は雪の影響など発電量が落ちてしまいます 。

 

現在は雨や曇りの日でも発電できるモジュールの開発が進んでいるようですが、まだ実用段階まで至っていないのが現状です。
今後の技術の進歩によって、さらに多くの地域で太陽光が普及して行く事が期待されていますが、太陽の出来ている時間しか発電を出来ないのは太陽光発電システムのデメリットと言えます。

 

 

デメリット3 十分な太陽光の発電量を確保する為には屋根にある程度の面積が必要

 

小さい面積でより多くの光を集めて効率的に発電するシステムは現在開発の段階です。

 

その為、利益が出る為の発電量を得る為にはある程度の面積が必要となってきます。

 

家庭用であれば4kWの太陽光パネルが設置できる場合はメリットがあると言われています。

 

 

デメリット4 発電した電気はためる事ができない

 

実は、電機はためる事ができません。

 

蓄電池などの電気をためる蓄電池システムや温水システムと併用して使用する場合は、電気をためたり、電気エネルギーを熱エネルギーとしてためる事が可能です。

 

これらのシステムは別途購入する必要があるのでご注意ください。

 

電気はためる事が出来ないため、昼間に発電した電気を夜に使う事は基本的には出来ません。

 

その為、不要な電気は発電しないように太陽光システムを止めてしまうか、電力会社に買い取ってもらう必要があります。

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