ソーラーパネルのデメリットは高額な設置費用?格安で工事はできない?

 

ソーラーパネルを導入したいけど、設置費用が高い!
設置費用を安くする方法はあるの?
もう少し待てば、もっと安くなる?

 

ソーラーパネル 設置費用

 

「環境に優しい」「電気代が減る」「余った電気を売ることが出来る」などの理由で、屋根にソーラーパネルを設置してみようと考えたことがある方は多いと思います。

 

しかし、そこに立ちはだかるのが高額な設置費用。
車1台分にもなる金額ですから、そう簡単に導入できるものではありません。

 

今回は、「ソーラーパネルの設置費用をもっと安くすることは出来ないのか?」という疑問にお答えしていきます。
格安なソーラーパネルの注意点も解説していきますので、導入を考えている方は是非、参考にしてください。

どうしてソーラーパネルの設置費用がデメリットになるの?

ソーラーパネルを取り付ければ、毎月の電気代も減らせるし、余った電気を売れば家計も助かります。
環境にも優しく、良いことずくめのような気がします。
しかし、それらのメリットを考えても、高額な設置費用はデメリットだと断言できるでしょう。

 

その理由として、次の2つが挙げられます。
1. 一時的に預金が減ってしまう。
2. 売電して元を取るには長い年月が掛かる

 

どのようなことなのか、詳しく見ていきましょう。

 

1. 一時的に預金が減ってしまう。

ソーラーパネルの設置費用は、コンパクトカー1台が買えるほど高額です。
潤沢な資金があれば良いですが、そうでない場合は預金残高が一気に減ってしまい、もしもの時の備えが減ってしまいます。
今のご時世、これはとてもリスクを伴うことだと思います。
もちろんローンを組むことも出来ますが、総支払金額は割高になってしまいます。

 

2. 売電して元を取るには長い年月が掛かる

設置費用が高くても、作った電気を売ればいずれ元が取れると思っている方も多いと思いますが、そう簡単ではありません。
作れる電気の量はパネルごとに違いますし、屋根の形状や設置角度で大きく変わってきます。
自宅での電気使用量が多ければ、売却に回せる電気は少なくなってしまいます。
また、売電価格は年々下がる傾向にありますので、10年くらいでプラスマイナスゼロになるかな?なんて気持ちでいると、手痛いしっぺ返しを食らう可能性もあります。

 

これらのデメリットを解消するには、「設置費用をどれだけ抑えることが出来るか」がポイントとなってきます。
ソーラーパネルを安く設置するためには、どのような方法があるのか、次に詳しく見ていきましょう。

 

ソーラーパネルの設置費用を安くする事はできるの?

ソーラーパネルの設置費用を安くしたいと思った時、何から始めたらよいでしょうか。
次の手順で進めていきましょう。

1. 相場を知る
2. 相見積もりを取る

 

1. 相場を知る

あなたがソーラーパネルを設置しようとして近所の工務店に見積もりをお願いしたとします。
出された金額を見て、それがお買い得なのかどうかすぐに判断することは出来ますか?
お買い得なのかを判断する材料として、相場を知らなければなりません。

 

相場を知るには、出された見積もりから「KW単価」を計算しましょう。
KW単価は、次の計算式で算出します。

 

ソーラーパネルシステムに掛かる総額 ÷ 発電量(KW数) = KW単価

 

だいたい30万円/KWくらいが全国平均になるようですが、メーカーによってかなり差が出てきます。

 

また、ソーラーパネルは完全オーダーメイドになりますので、次のような条件によって価格が左右されます。

 

・屋根材がストレートなのか瓦なのか (瓦の方が高い)
・屋根に勾配があるのか無いのか (勾配が無い屋根の方が高い)
・設置屋根面は1面かどうか (設置する屋根面が多い方が高い)
・積雪地帯かどうか (積雪する地方は高い)

 

これらの点を考慮して、自宅の屋根にはどのくらいのKW単価が妥当なのか、大体の目安を知っておきましょう。

 

2. 相見積もりを取る

見積もりは最低でも3社からは取りましょう。その時に、他社にも見積もりをお願いしている事を打ち明けてOKです。

 

見積もり依頼する時に大変役に立つのが、一括見積もりサイトです。
条件を入力するだけで多くの会社から見積もりが取れますし、その後のしつこい営業もありませんから安心です。
最初に取った見積もりよりも50〜100万円も安い価格を提示された、という例もありますから、活用してみることをお勧めします。

ソーラーパネルの設置費用は今後安くなっていく!?

 

ソーラーパネル 設置費用

 

家電を購入した後しばらくして家電量販店に行ってみたら、自分が買った同じ機種の物がかなり安く売られていてショックを受けた経験ってありませんか?

 

ソーラーパネルも年々価格が下がる傾向にありますから、今買うよりも1年後に購入した方が同じものがもっと安く買えるのでは?
そんな風に考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

確かにソーラーパネルの設置費用の相場は年々下がってきています。
しかし、待てば待つほどお得になるとは限りません。

 

その理由として次の3つが挙げられます。
1. 補助金が打ち切られる可能性がある
2. 売電価格も下がっている
3. 工事費は値上がり傾向

 

1. 補助金が打ち切られる可能性がある

国からの補助金は2014年3月末で既に打ち切られています。
今は各地方自治体から補助金が出ていますが、設置費用が下がってくれば、こちらの補助金も打ち切られる可能性があります。

 

2. 売電価格も下がっている

2011年に42円だった売電価格が、2016年には31〜33円にまで下がってきています。
売電価格は設置後10年間固定されますので、少しでも高い時に設置した方がお得だと捉えることも出来ます。
今後も値下がり傾向が続くと考えられていますので、売電収入を見込んでいる方は、早めに設置した方が良いかもしれません。

 

3. 工事費は値上がり傾向

ソーラーパネルの設置費用は、パネル本体の価格だけで決まるわけではありません。
設置するための工事費や諸費用も含めての金額になります。
確かに本体価格は値下がり傾向にありますが、職人不足の昨今、工事費は逆に値上がり傾向にあります。
オリンピックを控えて職人不足はますます拍車が掛かると思われますから、パネル本体が値下がりしてもトータル金額ではそれ程変化が出ないことも考えられます。

 

待てば待つほど安くなる、とは一概に言えませんので、取り付けたいと思った時に設置するのが、結局はお得になるのではないでしょうか。

格安のソーラーパネルは危険?!注意する事は?

数社に見積もりを出して一番安いソーラーパネルを購入すれば、デメリットを完全に払拭することは出来るのでしょうか。

 

やはり心配なのは、「安かろう、悪かろう」という事ですよね。

 

格安のソーラーパネルに潜む危険にはどんなものがあるのでしょうか。
考えられるリスクとして下記のような事が挙げられます。

 

□ 工事が雑
□ 発電効率が悪い
□ 屋根から大きくはみ出して設置する
□ アフターフォーローが無い、あっても高額な費用が掛かる

 

ソーラーパネルは簡単に買い替えられるものではありません。
格安だからといって、このような問題が出てきては、結局は高くついてしまいます。

 

安いからといって悪徳な業者を選ばないように、次の点に注意してください。

 

○ 決断を急がせる
○ 発電シミュレーションの話がうますぎる

 

高額な買い物ですから慎重になるのが当たり前なのに、やたらと急かしてくる業者には要注意です。
また発電シミュレーションを、1カ月全て「快晴」として計算して発電量を多く見積もってくる業者がいます。
詐欺に近い行為ですので、そのようなうまい話にも注意してください。

ソーラーパネルの設置費用|まとめ

ソーラーパネルの設置費用は値下がり傾向にあるとはいえ、まだまだ高額です。
設置費用を少しでも抑えたいと思ったら、
・自宅につけられるソーラーパネルの相場を知る
・複数の会社から相見積もりを取って比較する
この2つは必ず行ってください。

 

また、悪徳業者の口車に乗らないように、しっかりと時間をかけて、あまりうまい話には耳を傾けないように注意することが肝心です。

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