ソーラーパネルの反射光で近隣トラブル!?意外なデメリットとは?

 

取りつけたソーラーパネルの反射光で近隣の人に訴えられた!
どうしたら防げたの?裁判になったらどうすればいいの?

 

ソーラーパネル 反射光

 

ソーラーパネルを設置する家庭が増えてきた反面、意外なトラブルが発生しています。
それはソーラーパネルの反射光による近隣トラブルです。

 

これはソーラーパネルが出始めた時には、想定していなかった意外なデメリットです。
話が大きくなると裁判を起こされ訴えられるケースもあります。

 

ここでは最近増えているソーラーパネルの反射光によるトラブルについて
事例を見ながら対応法や予防策を考えていきましょう。

ソーラーパネルの反射光で近隣トラブルになった事例がある?!

ソーラーパネルの設置による近隣トラブルは実際に事例があります。
隣の家がソーラーパネルを取り付けた結果、ある時間になるとその反射光で家のベランダが照らされました。

 

直接太陽の光を反射させているのがソーラーパネルなので、直射日光と同じです。
その結果、被害を受けた家では夏になると室温が50℃以上に達してしまったのです。

 

さすがに訴訟を起こし裁判沙汰にまでなりましたが
このような近隣トラブルは大小合わせると無数にあると言われています。

 

ソーラーパネルは太陽の光を吸収するのでは?という疑問がありますが
ソーラーパネルは表面にガラスなどの反射材を使用しています。

 

そしてソーラーパネルは全ての太陽光を吸収しているわけではありません。
光の吸収率や太陽の光自体にも可視光線や不可視光線と言った種類があります。

 

その結果、ソーラーパネルの太陽電池が受けきれないものは跳ね返してしまいます。
すると跳ね返った光が近くの家の窓に差し込み、「熱い」「眩しい」という思いをすることになります。

 

反射した光は「光」だけではなく「熱量」も含んでいるので、これが時にトラブルを引き起こすことになります。
太陽光パネルが反射した光は想像以上に苛烈なもので、夏場には強烈な光と熱を発生させます。

 

その結果、建物の外壁を劣化させたり、窓に入れば熱と光が建物の中に入り込む事になります。
これは一般的な家庭でも起こりうるトラブルなのです。

 

せっかく高いお金を払って導入した太陽光発電がこのような事態を引き起こしては元も子もありません。
ソーラーパネル設置後に反射光トラブルにならないように、事前の対策が必要なのです。

近隣トラブルになった場合は太陽光を外さないといけない?

実際にソーラーパネルの反射光によるトラブルは裁判にまで発展した事例もあります。
裁判には膨大な時間とお金がかかります。

 

その上、精神的なダメージも大きいでしょう。
裁判所が近隣住民の「我慢の限界を超えている」と認められ、最悪ソーラーパネルを外さなければならない
という可能性も出てくくるのです。

 

ソーラーパネルを外さなければいけないパターンに陥る可能性のある
裁判所の判決は以下の通りです。

 

・一審と二審が異なる判決になっている
・太陽光パネルの反射光自体が判決の根拠ではない
・反射光の程度が原告の受忍範囲内であると判断された
・そもそも裁判になるのは十分に大きな損失である

 

これは悪意がなかったとしても、ソーラーパネルを設置した結果
近隣住宅に反射光が差し込み、そこに住んでいる人の「我慢の限度を超えて」生活に影響を及ぼしている場合
ソーラーパネルを撤去しなければいけなくなるということです。

 

一審では原告の我慢の限界を超えていると認められなかったとしても
二審では我慢の限界を超えたと判断されたら、近隣住民に対して被害を与えていると考えられる確率の方が大きいのです。

裁判沙汰になった場合の対応とは?そうならない為の注意点とは?

 

ソーラーパネル 反射光

 

裁判はあなたが知らないところで始まってしまいます。
ある日突然、裁判所から訴状や調停申立書が送られてくるのです。

 

これは相手方があなたに対して裁判手続きを開始したことを意味しています。
ほとんどの人は訴えられるなんて初めての経験なので、きっとパニックになってしまうでしょう。

 

しかしまずは落ち着いて、届いた書類に目を通します。
どのような内容の裁判が起こされたのか、訴状などを一読してみてください。

 

チェックポイントは以下の通りです。

 

・裁判の内容
・裁判期日がいつなのか
・訴訟や調停の裁判期日(通常は訴状が届いてから1ヶ月以内)

 

この段階でパニックのあまり訴状を捨ててしまったり、裁判期日に何も書類を提出せずに欠席してしまうと
相手方の主張がすべて認められてしまうので注意しましょう。

 

訴状、調停申立書又は内容証明郵便が手元に届いたら、一度、弁護士に相談してみましょう。

 

 

●ソーラーパネルの反射光による近隣トラブルを防止する方法

 

ソーラーパネルの反射光による近隣トラブルを防ぐには
取りつけの段階でパネルを設置する方角に気をつけることです。

 

一般的にソーラーパネルは発電量の多い南面や東西面に設置します。
この場合、トラブルが起きることはないのですが、問題は北面に取り付けた場合です。

 

北面に設置すると反射光が近所の家に射し込み、光害トラブルの元となる場合があるのです。
何故、北面は問題かというと、太陽の位置と関係があります。

 

太陽の光は日中南からさしますが、屋根の南面に設置されたソーラーパネルは太陽の方向を向いているので
光が当たると上に向けて反射します。

 

それに対して北面に設置されたソーラーパネルは太陽から見て下にあるので
南から太陽の光が当たると下側に向けて光が反射してしまうのです。

 

その結果、近隣のベランダや窓に反射光が差し込んでしまいます。

 

また近年のトラブル増加に伴い、ソーラーパネル用の反射防止シートも販売されています。
使うことで完全にとは言えませんが、反射光を防ぐことが可能です。

ソーラーパネルの反射光によるデメリット|まとめ

いかがでしたか?

 

ソーラーパネルによる近隣トラブルは事前に防ぐことができます。
大切なのはこういったトラブルが起こることを事前に知っているか否かなのです。

 

ソーラーパネルによる近隣トラブルとは…

 

・ソーラーパネルによって反射した光が近隣の窓やベランダにあたることで熱や光を発生させる
・光の当たり方によっては、家の壁や窓を劣化させる恐れもある
・大きくなると裁判沙汰になる場合もある

 

こういったトラブルが起きることを知っておくことで、取り付け時に防止することができます。
こういった近隣トラブルを見越したうえで、施工業者に相談してみましょう。

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