太陽光発電の設置で損をする人の共通点とは?失敗しない方法はコレ!

 

  • 太陽光発電で損をすることってあるの?
  •  

  • 発電量が下がるってどういうことなの?

 

太陽光発電 損

 

結論から言うと、太陽光発電で失敗をした方に共通することは、すべてを業者任せにした事です。
その結果、いつまでも初期費用の回収ができないで頭を抱えてしまいます。

 

しかし、太陽光発電はしっかりと導入検討を実施することで「ローリスク・ミドルリターン」な商品になります。

 

発電量が下がるってどういうこと?

 

太陽光発電は損をしにくいって嘘なの?

 

ここでは太陽光発電で損をしてしまう理由や発電量などについてまとめました。

太陽光発電の定格出力とは?

太陽光発電の定格出力は公称最大出力(W)と呼ばれています。

 

公称最大出力(W)= 公称最大出力動作電圧(V)× 公称最大出力動作電流(A)
という計算式で算出します。

 

「変換効率」と「出力」は混同しやすいので、これらの違いをまとめます。

 

・変換効率
太陽光発電パネルから取り込んだ光エネルギーを、どれだけ電気エネルギーに変換したかの指数です。

 

・出力
光エネルギーを受けると電子が移動(電流が発生)をはじめます。電流が起こるということは電圧も発生しています。これらの積が電力であり、出力です。

 

太陽光発電における電流―電圧曲線

太陽光発電で損をしてしまう理由とは?発電量が下がる原因は?

 

この仕様を上図の、電流―電圧特性曲線上に記載します。

公称最大出力(W 260W
公称最大出力動作電圧(V 28.4V
公称最大出力動作電流(A 9.16A

 

○実際の太陽光発電の最大出力はバラつきがある?

 

JIS C8918(結晶系太陽電池モジュール)・C8939(アモルファス太陽電池モジュール)において、最大出力は公称最大出力の90%以上であれば良いとされています。従って、上図の場合は最大出力260Wの太陽光パネルから、234(W)の太陽光パネルまでが出荷されています。

 

○-10(%)の太陽光パネルはどれくらい出荷されているの?

 

1,273枚の同じ型式のモジュールを調べた処、マイナスへのバラツキ、最も低い−3(%)が7枚、−2(%)が23枚、−1(%)が60枚ほど出荷されています。一方でプラスへのバラツキが +2(%)、+3(%)、+1(%)の順に多く、それぞれ、441枚、350枚、214枚です。
さすがに、―10(%)まで低い数値はないようです。

 

参照:太陽光発電システムの不具合事例ファイル(日刊工業新聞社:著者 加藤和彦;P18〜P20)

太陽光パネルの出力は実際はどれくらい?

 

結論から言えば、定格出力の70(%)〜90(%)です。

 

店頭などで大々的に謳ってある数値は、定格出力として受け止めた方がいいようです。

 

○シリコン系太陽光発電の出力低下の原因と特徴

種類 パネル温度上昇による出力低下 経年劣化による出力低下 影の影響による出力低下 パワーコンディショナーでの出力低下 価格 変換効率
ヘテロ接合型 少ない 最も少ない ある ある 最も高い 最も高い
単結晶 多い 多い ある ある 高い 高い
多結晶 低い 少ない ある ある 安い 低い
アモルファス 少ない 最も多い ある ある 安い 低い

 

シリコン系太陽光発電の出力低下の原因は上図の通りです。

 

・パネル温度上昇による効率の低下

高温に弱く、温度が1°上昇に対し出力は0.4〜0.5(%)低下します。

 

・経年劣化による出力低下

 

過酷な自然の寒暖差や風雨や雪に晒され、「はんだ」の剥がれ・パネルに傷などが発生し出力が低下します。

 

・影の影響による出力低下

立派に育った庭木や建物の影によって出力が低下します。

 

・パワーコンディショナーでの出力低下

直流から交流に変換時に発生する出力の低下です。

太陽光発電の発電量を上げるコツはあるの?

早寝、早起き。(発電時には多く売電し、家事等は夜か、早朝に行う。)

 

太陽光発電パネルに日射を収集するように反射板を取り付ける。

 

太陽光発電パネル内が高温にならないようにパネルに水を掛ける。

 

積雪の除去。

 

太陽光発電パネルに付着している埃・黄砂・鳥のフンなどの汚れを定期的に取り除く。

 

パネルの方角は可能な限り真南。

 

パネルの設置角度はおよそ30°。

 

などが挙げられますが、最も発電量を上げるコツは長期間使用することです。

 

そのためにはメインテナンスが欠かせません。

 

毎日、同時刻にPCSを監視することも大切なことです。日頃と比べとんでもない数値が表示されていたら、何らかの故障の可能性があります。「おかしいなっ。」と思ったらメーカーか業者に連絡し調査されてみることをおすすめします。

太陽光発電の設置で損をする人の共通点|まとめ

太陽光発電は立派な投資であり、事業です。本当に損をしないのか、自分で判断をする必要があります。

 

太陽光発電で損をする人は全てを業者任せにして自分で考えていない

 

太陽光発電は常に最大出力で発電をする分けではない

 

シミュレーションをする場合は、定格出力の70〜90%程度と厳しく見積もる

 

長期間運用をする事が、太陽光発電で損をしないポイント

 

業者の見積もりは甘いケースが多いです。ご自身で厳しめにシミュレーションをして、本当に損をしないのか?長期間運用できそうか?を判断するようにしてください。

 

太陽光発電 メリット デメリット

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