太陽光発電の採算ラインは?産業用の法人と家庭用の個人では違う?

太陽光発電の採算ラインは?産業用の法人と家庭用の個人では違う?

産業用の法人の場合の採算ラインは?

産業用太陽光発電を設置した場合の採算ラインを見ていきましょう。
あくまで一例ですので、参考までに見てみてくださいね。

 

家庭用と違うのは発電した電気を全て買い取ってもらえることです。
しかし10kW以上となるので初期費用が割り増しになります。

 

1kWあたりのシステム単価を50万円として計算していきます。
10kWの導入なら500万円という計算になります。

 

そこに補助金が3万円×4回で12万円なので
導入時の初期費用は488万円です。

 

太陽光発電の発電量は、1kWあたり年間1000kWhといわれているので
10kWのシステムで10000kWhになります。

 

これを1kWhにつき42円で買い取ってもらったとすると
42円×10000kWh=420000円が年間の収入になります。

 

5000000÷420000円=11.9
単純に計算して産業用の場合も10年前後で採算ラインが見込めます。

家庭用の個人の場合の採算ラインは?

家庭用太陽光発電を設置した場合の採算ラインを見ていきましょう。
あくまで一例ですので、家庭によっては多少異なります。

 

まず導入の段階で1kWあたりのシステム単価を55万円以下に抑える必要があります。
仮に50万円として4kWの導入なら200万円という計算になります。

 

そこに補助金が3万円×4回で12万円なので
導入時の初期費用は188万円です。

 

自治体からの補助金もあれば、この金額は前後します。
太陽光発電の発電量は、1kWあたり年間1000kWhといわれているので
4kWのシステムで4000kWhになります。

 

そのうち、昼間に電気を使わない家庭であれば発電量の7割くらいを
売りに出すことができます。

 

これを1kWhにつき42円で買い取ってもらったとすると
42円×4000kWh×0.7=117600円が年間の収入になります。

 

さらに自分で使っている3割の発電分だけ、電気料金が安くなるので
月に1万円電気料金を支払っていれば、月に3000円安くなります。

 

そこで年間36000円が更にプラスされます。
1880000円÷(117600円+36000円)=12.24となり、12年で元が取れます。

 

1kWあたりのシステム単価を50万以下におさえる、自治体の補助金を合わせれば
約10年での採算ラインが見込めます。

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