今から太陽光発電を設置しても、得することは出来る?

 

損をしない為には、どのような点に注意すればよい?

 

 

東日本大震災での原発事故以来、
安全でクリーンな太陽光発電を導入する方が増えています。

 

余った電気を電力会社に売ることも出来るので、
投資目的で導入する方もいらっしゃいます。

 

 

 

しかし、売電価格は年々下がる傾向にあり、

  • 今から太陽光発電を設置しても初期費用は回収できるのか?
  • 結局は損をしてしまうのでは?

 

 

と不安に思う方も多いのではないでしょうか。

 

 

 

ここでは、太陽光発電のメリットとデメリットを比較し、
2017年に導入しても損をしないのか」を検証していきます。

 

太陽光発電の導入を検討中の方は、是非、参考にしてください。

 

 

太陽光発電のメリットは?

 

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まずは太陽光発電のメリットを見ていきましょう。

 

大きなメリットとして、次の5点が挙げられます。

  1. 発電して余った電気を売ることが出来る
  2. 月々の電気代が安くなる
  3. 災害時や停電時のバックアップ電源として使える
  4. 夏は涼しく冬は暖かくなる
  5. 各自治体から補助金が貰える

 

1.発電して余った電気を売ることが出来る

10kW未満の家庭用太陽光発電システムの場合、
家で使いきれずに余った分の電気を電力会社に売ることが出来ます。

 

電力会社から買う時の価格よりも高い単価で売ることが出来るので、
日中に電気の使用量が少ない家庭ほど売電収入は多くなります。

 

このような電力の買取制度は、
風力や水力などの自然エネルギーにも適用されていますが、
個人で設備を整えられるのは太陽光発電だけではないでしょうか。

2.月々の電気代が安くなる

日中は太陽光で発電した電力を使用するので、
その分の電気代が安くなります。

 

どのくらいの節約になるのかは、
在宅率やエアコンの使用率などで大きく変わりますが、
平均で月に約4,000円くらい安くなるという試算があります。

3.災害時や停電時のバックアップ電源として使える

非常時にはパワーコンディショナを自立運転モードに切り替えれば、
最大1500Wまで電気を使用する事ができます。

 

照明やテレビ・ラジオの視聴、
携帯電話の充電等に利用できるので安心です。

4.夏は涼しく冬は暖かくなる

ソーラーパネルを設置した真下の部屋は、
夏場は直射日光をパネルが遮ってくれるため、
部屋の温度の上昇が抑えられます。

 

反対に冬場は放射冷却が抑制されるため、
部屋を暖かく保つことが出来ます。

5.各自治体から補助金が貰える

国からの補助金制度は終了してしまいましたが、
自治体によっては補助金制度を設けています。

 

 

太陽光発電のデメリットは?

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では、太陽光発電のデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。

 

こちらも大きなデメリットとして、次の5つが挙げられます。

  1. 価格が高い
  2. 初期費用を取るには長い年月が掛かる
  3. 発電量が天候に左右される
  4. 夜は発電しない
  5. 雨漏りなどのリスクがある

 

1.価格が高い

発売当初に比べたら価格は随分下がっているとはいえ、
太陽光発電はまだまだ高額です。

 

ローンを組んだり預金残高が減ってしまうのは、
家計管理から見てリスクといえます。

2.初期費用を取るには長い年月が掛かる

順調にいけば、売電収入によっては
約10年で初期費用を回収できると言われています。

 

ですが昼間在宅していたり、
ペットのためにエアコンを点けっぱなしの家庭では、
それ以上の年月が掛かってしまうと言えるでしょう。

 

固定買取制度は10年で終了ですから、
回収期間が長引けば長引くほど負担感が増えます。

3.発電量が天候に左右される

雨の日や曇りの日は発電量が落ちるので、
晴天があまり望めない地域では初期費用の回収に時間が掛かります。

4.夜は発電しない

太陽光発電は太陽が出ている日中しか発電しないので、
非常時のバックアップ電源として利用する場合も、日中のみの使用になります。

 

夜にも電気を使いたいと思ったら蓄電池も一緒に導入する必要があります。

5.雨漏りなどのリスクがある

屋根に穴を開けて設置するため、雨漏りなどのリスクがあります。

 

 

2017年の太陽光発電設置は損?得?

 

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では、2017年に太陽光発電を導入するのは、
なのでしょうか、なのでしょうか?

 

 

 

まずは気になる売電価格から確認しましょう。

 

2017年度は2016年度に比べて、
1kWあたり3円下がることが決まっています。

 

また今年は、今後3年後までの価格が発表されています。

 

 

10kW未満 10kW未満(W発電)
2017年度

 

(平成29年度)

東京・中部・関西電力 28円 25円
上記以外 30円 27円
2018年度

 

(平成30年度)

東京・中部・関西電力 26円 25円
上記以外 28円 27円
2019年度

 

(平成31年度)

東京・中部・関西電力 24円 24円
上記以外 26円 26円

 

 

固定買取価格制度が始まった2009年度は48円だったことを思うと、
随分安くなってしまいました。

 

 

 

一方の初期費用はどのくらい掛かるのでしょうか。

 

2009年頃はkW単価が約60万円でしたが、
今現在の相場はkW単価で約30万円と、約半額になっています。

 

売電価格が下がっているからといって、
必ずしも損をするというわけではありませんね。

〇初期費用が年々下がっているのなら、もう少し待った方がお得なのでは?

家電製品など、発売初期に購入するよりも、
暫くたってから購入した方が随分安く手に入ることがありますよね。

 

太陽光発電ももう暫く待って、
価格が下がるのを待つ方が良いのでしょうか?

 

しかし、値段が下がるのを待っている間に、次のような事が起こり得ます。

  • 補助金が打ち切られる可能性がある
  • 売電価格は今後も下がっていく
  • 工事費は値上がり傾向

 

 

太陽光発電の導入のタイミングは、
「絶対にこの時期!」というものはありません。

 

新築時やリフォーム時などのタイミングなら、
工事費などの節約になってお得だといえます。

 

結局は、個人個人のタイミングに合わせて導入するのが良いでしょう。

 

 

太陽光発電の導入で損しないためのポイントは?

太陽光発電を導入すると決めたら、
損をしないために、次の2つの点に注意しましょう。

  1. 相場を知る
  2. 複数の業者から相見積もりを取る

 

1.相場を知る

太陽光発電システムは、
屋根の大きさや形状、設置角度などで価格が変わってきます。

 

一つ一つオーダーメイドなのでハッキリした価格はありませんが、
だいたいの相場は決まっています。

 

今現在の相場を把握し、相場以上の見積もり額を提示されたら、
理由を詳しく尋ねてみてください。

 

理由に納得いかない場合は、契約を急ぐ必要はありません。

2.複数の業者から相見積もりを取る

見積もりは1社からだけでなく、必ず複数の業者から取るようにしましょう。

 

その時に一番安い価格の業者と契約すれば良いのかというと、
必ずしもそうとは限りません。

 

安く請け負ってずさんな工事をする業者もいますので、
施工実績や評判なども確認しましょう。

 

 

 

業者選びを間違ってしまうと、
いつ導入しても結局損をしてしまうことになりますので、
契約は急がずじっくり検討して決めてください。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

太陽光発電は、

  • 発電した電気を売ることが出来る
  • 電気代が節約できる

などのメリットがありますが、

  • 導入費用が高い
  • 初期費用を回収するのに時間が掛かる

というデメリットもあります。

 

 

 

2017年度は、固定買取価格制度が始まった2009年度と比べて、
売電価格は約半額に下がってしまいました。

 

しかし、初期費用も同様に約半額に下がっていますから、
このタイミングで導入するのが損だとは言えません。

 

初期費用の価格が下がるのを待つ、という考えもありますが、

  • 補助金が打ち切られる可能性がある
  • 売電価格は今後も下がっていく
  • 工事費は値上がり傾向

 

 

これらのことを考えると、必ずしもお勧めは出来ません。

 

 

 

絶対に損をしたくないのであれば、業者選びを重視しましょう。

 

事前に今現在の相場を把握し、
複数の業者から見積もりを取ることが大切になってきます。